【東京カレー日記】新宿curry草枕

東京に出張に行っていた話は先日ここにも書きました。補聴器の資格関連の研修でした。

期間中ビッチリ研修だったので自由時間があまりなくてビリヤニ活動ができませんでしたがせめてカレーを！ということで研修と試験が終わったその足で新宿の美味しいお店にはじめて行ってきました。

新宿curry草枕

 

大きな通りから少し入ったところの一角にあるビルの2階というややわかりにくい立地ですが近くを通るとスパイスの香りがしてくるので臭覚を頼りに自然と辿り着けるはずです。

東京に着いた日に寄ってきたビール屋さん（インザハウス＠神宮前）の店主オクノヤさんとヒラヤマさんに聞いた新宿のおすすめカレー屋さん草枕。ウーバーで頼んだ時も美味しかったよとのことです。ウーバーいいな。

 

下は本屋さん。こちらで本を買ったレシートを草枕さんで提示するとトッピングがひとつ無料になると書いていました。オープンの時間まで15分ほどあったので本屋さんに入って料理本を1冊購入。

 

外からお店が見えるのですが入り口はわかりにくくて脇の出入り口から階段を上って2階となります。

はからずとも夜の部を待つ客第一号となった私はここでオープンを待っていたところ、店員らしき方が「寒いでしょうから中でお待ちを」という優しいお声をかけてくださり東京の冷たいからっ風を浴びずに済みました。混雑時は行列ができるということです。（私が入店したあとも続々とお客さんが来てあっという間に席が埋まっていきました）

 

18時オープンと同時に入店。

ゆったりとした店内の窓際カウンター席に着席。

メニューを見ます。

平日はカレー全品100円引きという太っ腹なシステム。

海老好きとしては「海老とプチトマト」にかなり惹かれつつも、初来店で食べるのは違うのではないかとわけがわからないことを考え始めます。好きなものを食べたらいいのに。

とはいえせっかく来たのでチキンカレーではなんとなく物足りないし・・・

もう二度と来れない可能性もあるし。。。（ぶつぶつ）

こういうときは詳しい人に聞くのが結果的に最善であるということをこれまでの人生で学んだつもりなので聞きました、店員さんに。

「はじめてなのですが何がおすすめですか？」

 

さきほど寒空の下で待っていた私に中へどうぞと声をかけてくれた店員さんです。20代前半の青年といった感じでしょうか。

店「僕が好きなのはなすチキンですかね」

自分の好みを伝えてくれるタイプ、嫌いじゃないよ。なるほど、メニューにも当店お勧めと書いています。

ふむふむ。

私「実はこれ持ってるんですけど」とさっきの本屋さんのレシートを提示しトッピングについてもおすすめを聞いてみます。

店「発酵バターは辛さがマイルドになって美味しくなるのでおすすめですかね」

発酵バター！なるほどその手があったのか。

でも辛さは和らげなくても大丈夫だな。

 

そんなこんながありつつ店員さんの助言を加味して決めたカレーがこちら。

 

トッピングはチーズ（モッツァレラチーズ）にしました。

 

カレー自体はさらさらとした油脂分の少ないスープカレーっぽい仕上がりです。小麦粉不使用。玉ねぎが約1個分入っているというのは食べたらわかります。ほどよい甘さになっています。スパイスがたくさん使われており（ざっくりとした雑な感想）スプーンを口に運ぶたびさわやかに香ります。食べても食べてもくどくないカレー。辛さ3はお店のオススメと書いていますがまあまあの辛さなので辛さに慣れていない方は1がよさそう。

発酵バターと言っていた意味がわかりました（チーズにしたけどバターアリだなと思いました）

柔らかく仕上がったチキン（骨は外しているのかな？丸ごと大きなサイズのもも肉っぽいけど食べやすかったです）、ミニトマトとなすの相性がバッチリ。そしてお米がカレーにぴったりの食感で全体の完成度が最高でした。

残り少なくなったカレーの器に残りのごはんを入れてスプーンですくって食べると最後まできれいに食べられました。

さらさら系の乳化していないタイプのカレーなのでごはん別盛りだったんですね。

 

一日中頭を使う研修と試験のあとのカレー。体じゅうに染みわたる薬膳のようでした。

美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

curry草枕

東京都新宿区新宿２－４－９　中江ビル２階

営業時間：11:00~15:00(L.O.14:30)、18:00~21:00(L.O.20:30)